C69日記

おじいちゃんの本棚を整理中に
森村誠一さんの「新・人間の証明」を見つけたので
もらってきて読んでいます。。。
７３１部隊の話です。
小学校高学年の時に読んだ松谷みよ子さんの本で
初めて７３１部隊の事を知った時は、
日本人がそういうことをした過去があることに
幼心に相当ショックを受けました。
たしか歴史の授業では習わなかった気がする。。。


７３１のしたことが「戦後の医療に役立った」ことは
きっと確かな事だろうと思うけれど、
だからといって良かったとは絶対言えない。
そういったことをしないと医療の進歩が無いのなら、
進歩しなくてもいいと思う。
自分が病気になったことがないから
そう簡単に言えてしまうのかもしれないけれど、、、
でも、そうして犠牲になった人達がいたから
今病気をして苦しんでいる人達を救う薬や治療法が生まれたんだと、
そうでも思わないと犠牲者がいたたまれなくて仕方ない。。。
なんのために死んだのかと。。
ああ、でも許せない。まったく理解出来ない。
正当化なんて絶対できないしどうしても解せないけれど、
犠牲者の命はありがたいことに今生きる人の為になってる。
そういう風に繋がっている。


あったことはちゃんと認めて、語り継がないとならない、
同じ事を繰り返さないように・・・・・！！
それなのに、有史以来戦争が絶えたことは無い
っていう事実が本当に切ない。。。
人間はあほだなあ。。。
せめて、これ以上残虐な兵器が開発されなくなりますように。。。！！